子どもの登下校にはGPSが必要?小学生にGPSを持たせるメリット・デメリット

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子どもの登下校にはGPSが必要?小学生にGPSを持たせるメリット・デメリット

登下校が心配…GPSって必要かな?

卒園・入学を控えたタイミングで、入学後の登下校が心配だと感じる親御さんは多いのではないでしょうか。

保育園・幼稚園とは違い、親の付き添いがない小学校の登下校。

  • 道に迷わないか心配
  • 友達と寄り道してくるのでは?
  • 事故や誘拐にあったらどうしよう

今までずっと送り迎えしていたのに、小学生になった途端子どもだけで登下校するって不安に思いませんか?

さらに大きくなると、習い事にいったり、友達と遊んだり、だんだんと1人で行動する機会が増えてきます。

事故はもちろん、最近は物騒な事件も多いので心配ですよね。

そこで、我が家も

「キッズ用のGPSを持たせたらどうだろう?」

と考えて、インターネットやママ友から情報収集し、家族と相談したのです。

その結果、我が家では「とりあえずGPSは持たせず、様子を見よう」という判断をしました。

しかし、入学前の我が家のように、お子さんにGPSを持たせるかどうか悩む親御さんに向けて、情報収集をしている中で感じた小学生にGPSを持たせるメリットとデメリットや、我が家で「持たせない」決断をした理由・入学後の様子などをお話しします。

少しでも参考にしていただければ幸いです。

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こんな人にオススメ
  • 子どもにGPSを持たせるかどうか悩んでる
  • GPSを持たせるメリット・デメリットが知りたい
  • GPSを持っていない子の登下校の実際が知りたい
目次

GPSとは?


まず、GPSについての基礎知識を知りましょう!

  • GPSって実際どんな仕組みなのか?
  • キッズ用のGPSはどんな種類があるのか?
  • 学校に持たせても良いのか?

基本的な知識が身につくと、GPSを持たせるかどうか・どんなものを持たせるのか。判断するときに役立ちますよ◎

そもそもGPSとは?

GPSとはGlobal Positioning System(グローバル・ポジショニング・システム)の略です。

簡単に言うと、人工衛星を利用して位置を測定する仕組みのことです。

詳しい説明は省きますが、基本的には「人工衛星から発せられた電波を端末が受信し、位置・距離・時刻などを計算して、現在位置を測位している」というものです。

キッズ用GPSの基本的な機能

では、キッズ用GPSを持たせていると、どんなことがわかるのでしょうか。

基本的な機能を見ていきましょう。

とはいえ、メーカー、機器により機能は異なる部分があります。

購入を検討されるときは、各メーカーのHP等をよく確認してくださいね。

①現在位置の確認

今現在子どもがどこにいるのかわかります。

➁行動履歴の確認

何時何分にどこにいたのか、どんな経路だったかもわかります。

③スポット登録

あらかじめ登録しておいた地点に到着すると親に通知が来ます。

「学校」「塾」「学童」などよく行く場所を登録すると便利ですね。

④通知・連絡機能

子どもがボタンを押して通知を送ったり、音声の送受信ができるものもあります。

キッズ用GPS、どんな種類があるの?

大きく分けると、3種類あります。

①通知ボタンなし

位置情報だけがわかる

➁通知ボタンあり

子どもがボタンを押すと親へ一方的に通知を送れる。

③連絡のやり取りができる

音声やテキストでメッセージの送受信ができる。

通学時に持たせても学校的にはOK?

基本的にはGPSはOKな学校が多いようです。

学校にもよるので、確認は必要です。

キーホルダーのようにランドセルに着けたり、ランドセルのポケットに入れておいたり。

ストラップを付けて首からぶら下げて登下校する小学生もいます。

GPSを付けていることが見た目でわかると、犯罪抑止にも効果がありそうです。

ちなみに、GPS機能付きのキッズケータイやメッセージのやり取りができるタイプのGPSは学校持ち込みNGだったり、許可制のこともあるので注意が必要です。

キッズケータイを考えている方は、学校へ確認しましょう。

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小学生にGPSを持たせるメリット


メリット①子どもの位置情報がわかる

なんといっても、一番のメリットは位置情報がわかるということでしょう。

大事なお子さんに、「目が届かない」というのはとても不安なことです。

自宅と学校が遠かったり、曲がり道が多く複雑な道、人気のない道などを通る場合は、特に心配ですよね。

普段の登下校はもちろん、塾や習い事など親とは離れて一人で行動することが増えてくる小学生。

  • 帰ってくるのが遅いけど無事?
  • 子どもだけで危険な場所へいっていないか不安
  • 道に迷ってないかな?

など、心配になったときにすぐ居場所を確認できるシステムがGPSです。

どこにいるかわかるだけで、不安は軽減されますし、心配なときは迎えに行くことも出来ます。

結果、安全の確保にも繋がりますよね。

行動履歴も見られるので、普段よく行く公園など行動範囲を把握することにも役立ちます。

GPSは、お子さんを心配するパパママの強い味方になってくれるのではないでしょうか。

メリット②学校にも持っていける

携帯電話の持ち込みを禁止している小学校はありますが、GPSはOKの場合が多いです。

心配な登下校、学校にGPSを持っていけると安心ですよね。

もちろん学校の規則によりますので、担任の先生に確認しましょう!

これから入学の方は、入学説明会などで確認してみてくださいね。

小学校にGPSを持たせるデメリット

デメリット①ストレスに感じる子どももいる

GPSを持たせることで気になるのは子どものプライバシー問題です。

低学年の頃は気にならない子が多いかもしれませんが、成長と共に嫌がるパターンもあるようです。

GPSを持たせることで、常に監視されているような気持ちになり、ストレスを感じてしまうのです。

子どもの安全のためGPSを持たせているという、理由をきちんと説明したり、移動履歴を見て過度に詮索しない、など適切なコミュニケーションを取りながら使用することが大切です。

一方的にGPSを持たせるのではなく、お互いに納得して使えるように話し合いをしましょう。

デメリット②ランニングコストがかかる

GPSは、本体代金の他、月額料金がかかることか多いです。

本体代金は3000円台から、高いもので20000円弱と幅広いです。

月額料金は500円前後が多く、高額ではありませんがランニングコストはかかります。

我が家でGPSを持たせない選択をした理由

我が家の小学校1年生には、現在GPSを持たせていません。

少し遅く帰ってきて心配したことも何度かありますが、今のところ、大きな問題なく登下校ができています。

1度はGPSを検討したのに、なぜ入学時には「持たせない」と決めたのか、参考までにお話ししたいと思います。

家が近く、通学路が単純

自宅から学校までは、子どもの足で徒歩15分弱と比較的近い距離にあります。

また、曲がり角もわかりやすい1ヶ所しかなく、ほとんど真っ直ぐなのでとても単純な通学路です。

入学前に何度か一緒に歩いていきましたが、すぐに覚えられたので「迷子の心配はない」と思ったのが大きな理由です。

一緒に登下校する友達がいる

娘の通う小学校では、地区ごとに登校班が組まれています。

登校班の集合場所が自宅のすぐ側なので、そこも安心できるポイントでした。

家のすぐ側から上級生と一緒に登校してもらえるので、行きは問題ないかなと感じています。

帰りは一人になるのでは…と心配でしたが、近所の同級生と一緒に帰ってきてくれるので、今のところ安心出来ています。

人気のない道を通らない

通学路は見通しがよく、住宅やコンビニもあるため、人通りもあります。

人気のない道だと心配ですが、比較的安全な通学路であることも、持たせなくてもいいかもと思った理由のひとつです。

小学生の登下校にGPSは必須ではないが、あると安心なツール!

小学生にGPSを持たせるメリットやデメリットなどをご紹介しました。

居場所がわかるので、親は安心できる!

ということがGPSを持たせる1番のメリットだと思います。

ただし、「GPS自体が子どもを守ってくれる」というわけではないことはしっかり心に止めておきましょう。

GPSで位置情報を把握して、お子さんの安全を守ることに役立ててくださいね。

反面、子どもによってはストレスに感じることもある、というデメリットがあることも忘れないでおいてほしいと思います。

ご自宅周辺の状況や、地域性、お子さんの性格など色々な要因で必要性は変わってきます。

今回の記事を参考に、ご家族でしっかりと相談をして、GPSの購入を検討してみてくださいね。

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