付き添い入院中の家族の生活は過酷…。
ベッドが狭い、なかなか子どもと離れられない、自由な時間がない、など…
大変だな~と思うことはたくさんありますが、その中の一つとしてあげられるのが「食事」です。
長期間の付き添い入院経験のある私ですが、食事に関しては本当に苦労しました。
今回は付き添い入院中の家族の食事について、
- どんなものを食べているの?
- 買い物のタイミングは?
- 差し入れで嬉しいものって何?
など、実体験を踏まえて紹介していきます。
「これから付き添い入院の予定がある」というママさんパパさんはもちろん、今のところは予定はないけれど、いざというときのために知っておきたい!という方まで、皆さんの参考になれば嬉しいです。
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付き添い入院中の家族の食事はどうするの?
とてもありがたいことに、付き添い家族用の病院食(付き添い食)が頼める病院もあるのですが、自分で調達しなくてはいけないケースが多いです。
では、具体的にはどうやって自分で準備するのか?というと、
- 院内のコンビニや売店で買う
- 食材を持参する
- 家族に差し入れしてもらう
主な食材の調達方法はこのような形です。
院内のコンビニや売店で買う
私は付き添いしていた病院から家が遠く、当時コロナ禍だったということもありなかなか家族からの差し入れが難しい状況でした。
なので割高ですが、「手軽に食べられるパンやおにぎりをコンビニで買って食べる」というパターンが一番多かったですね。
- ジャムを塗る
- ハムやチーズやサラダチキンなどを挟む
- たまごサラダを挟む
- 袋入りのパックサラダとハムを挟む
など、意外と付き添い入院中でもアレンジがきく食パンはオススメです◎
大きい容器のジャムは1人では使い切れないかもしれないし、味も同じで飽きるかも…
そんな方は個包装のジャムを持っていってはいかがでしょうか。
もし使い切れなくても、個包装なので退院後自宅で使えるところも嬉しいポイント◎
食材を持参して、簡単な調理をする
あらかじめ付き添い入院の予定がわかっている場合や、一時的に帰宅できるタイミングがある時は自宅から食材を持ち込み、病棟の設備を使って簡単な調理をすることもできます。
まずは、病棟内で使える設備を確認しておきましょう!
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- お湯(ポット・給湯器)
これらは自由に使えることが多いです。
上記の設備が使えると、
- パックご飯+ふりかけ
- パックご飯+缶詰のおかず
- パックご飯+レトルト食品(カレーや丼の素など)
- カップラーメン
- カップ焼きそば
- スープや味噌汁
- 電子レンジ用調理器を使ってパスタなど麺類
など、持ち込みの物で作れる食事の幅がグンと広がります◎
個人的なおすすめは【缶詰】です。
たまに家族に差し入れを持ってきてもらえる時には、缶詰とパックご飯は必ず頼んでいました。
また、電子レンジが使えると麺類の調理に使えるので便利です♪
小さいお子さんだと調理時間を確保するのが難しいかもしれませんが、少しならお部屋で待てる幼児さんなど大きいお子さんの付き添い中はオススメです。
家族に差し入れしてもらう
病棟の決まりにもよりますが、家族に差し入れをしてもらう方法もあります。
差し入れにおすすめなものはこちら!
- パックご飯
- 缶詰
- レトルト食品
- 好きなお菓子
- 好きな飲み物
- 賞味期限が長めで常温保存できるパン
- 手作りのお惣菜(使い捨て容器だと嬉しい)
パックご飯は白米はもちろんですが、今はバリエーションが豊富なので味付けご飯なんか差し入れてもらえたらとてもうれしいです◎
気分転換やストレス緩和のために、好きなお菓子や飲み物もいいですね。
大変な毎日でも好きなものを口にすると、少し心が安らぎます◎
また、付き添い入院中は栄養不足になりがちなので、手作りのお惣菜の差し入れなんかもありがたいですよね。
あとは賞味期限が長めのパンなども助かりますよ。
付き添い中は買い物に行くタイミングも限られているので、
買い物に行けなかった!どうしよう…
なんてことも。長期保存できるパンがあると、いざというとき助かりますね。
買い物や調理のタイミングは?
入院患者である子どもは病棟の外に出られない場合がほとんどです。
そのため、付き添いママ・パパの買い物は、子どもが寝ている間か保育士さんや看護師さんにみてもらっている間に済ませることが多いです。
具体的にどんな感じでいっていたのか、ご紹介します。
子どもが寝ているあいだ
小さいお子さんの付き添いの場合、なかなか側を離れらませんよね。
私は子どもがお昼寝をしている間にささっと院内のコンビニへ買い物に行っていました。
とはいえ、いつ起きてしまうかわからない…。
起きて泣いて暴れてしまったら、点滴がからまったり抜けてしまうかも。
いない間に具合が悪くなってしまったらどうしよう。
などいろいろと心配で、ゆっくりと買うものを吟味している時間はありませんでした。
なので、事前に買うものを考えていくことが大事です(^^)
パックご飯を温めるときも、子どもが寝ている時やテレビを見ていて落ち着いている数分の隙に行っていました。
なので、時間通りに食事がとれないこともよくありましたが、そこはもう仕方がないと割り切るしかなかったです。
保育士さんや看護師さんが見ていてくれることも
他の患者さんとのタイミングの兼ね合いなどもありますが、空いている時間にお願いできることも。
「こんなこと頼んでいいのかな」など思わず、聞いてみましょう。
寝ている隙に急いでいくよりも、子どもの安全を守れますし、自分の精神的にも良いです。
看護師さんも手が空いていれば見ていてくれることもあるので、大変な時は聞いてみましょう。
もちろん、病棟の状況やルールによっては預かりは難しいことがあるので、よく相談してみてくださいね。
付き添い中の家族の食事 まとめ
付き添い入院中は子どものお世話が大変で、自分のことは後回しになりがちです。
特に食事に関しては適当になってしまうことが多いですよね。
時間も設備も食材も限られている付き添い入院中に、バランスのとれた食事をとるのはとても難しいのが現状です。
疲れ切っていたり、時間がなかったり、食事をとることが億劫になることもあるでしょう。
でも何か食べないと力が出ないですし、体調も悪くなってしまいます。
バランスが良いものは難しくても、時間を見つけて何か美味しいと思えるものを食べるようにしたいですね。
付き添い入院中の親の食事の準備は大変ですし、未経験の方からすれば「みんな食事どうしているの?」と不安でいっぱいだと思います。
そんな時にこの記事が、付き添い入院中のご家族の食事のヒントになれば嬉しいです。